ニュージーランドのクライストチャーチにあるイスラム教の礼拝所が15日に銃撃された事件について、福岡マスジド(福岡市のモスク)にて、ムアッズィン(礼拝の呼びかけをする人)の方に話を聴きました。


15日の事件については、悲しくないと言うと嘘になるが、悲しんでも死者は戻ってこない。容疑者は注目を浴びる為にあの行為に及んだので、特に気にしたり騒いだりする事が容疑者の思う壺である。あの事件は事故のようなものだと特別視していない。」


私達をそっとしておいて欲しい。


若い女性の信者の方々にも話を聴く事が出来ました。彼女達も15日の事件に関してはムアッズィンの方と同じ考えでした。一人の女性が最近あった出来事を話してくれました。空港で飛行機に搭乗する際に、一人の日本人に「テロリストだ」と言われたそうです。彼女はその話をしながらとても悲しそうでした。


イスラム教徒の方々は日常の中でもヘイトクライムを受けることがある事を知り、日本でヘイトクライムとは無縁である私が、15日の事件にショックを受けてイスラム教徒の方々の悲しみに寄り添うことは出来ないかなどと訪問した事は、容疑者の思う壺であり、有り難迷惑な愚行でありました。しかしながら私が来たことに有難うございますと感謝の言葉を頂き、イスラム教徒の方々は冷静であり、ムアッズィンの方が言うように平和主義であるということを知る事が出来ました。